スウェーデンの大学で、40歳~90歳の1774人に嗅覚テストを行い、その後10年間追跡調査を行いました。
13種類のニオイのうち、55歳を超えてくると識別できるのが平均で8つ以下となり、ひとつ減るごとに死亡リスクが8%増加するらしい。
嗅覚障害があると死亡率が30%増加するそうですよ。
アメリカの大学では、嗅覚テスト後「嗅ぐ力」が平均スコアだった人の死亡率が約18%だったのに対し、低スコアだった人の死亡率は約45%で、2.5倍の死亡率でした。
アメリカのオンライン科学誌では、57歳~85歳までの調査で、簡単な嗅覚テストに正確に解答できなかった人の約40%が、その後5年以内に亡くなっていたらしい。
嗅覚の低下は寿命に大きく関わるようです。